ワークフロー例 図書館

図書館がスマートフォンで蔵書点検を行う方法

書架ごとに資料のバーコードをスキャンし、そのリストを目録のエクスポートと比較します。所在不明や誤配架の資料は、スプレッドシートの中で目立ちます。

このページでは、この作業に合わせてDataScanをどのように設定できるかを紹介しています。特定のお客様に関する報告ではなく、一例です。掲載しているコードや値はすべて例です。

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書架から本を引き出し、背のバーコードラベルをiPhoneでスキャンする図書館員

課題

図書館の目録は、少しずつ書架とずれていきます。本はなくなり、間違った場所に戻され、あるいは館外に出てからずっと後まで貸出可能と表示されたままです。利用者はそこにない資料を探し、職員はそれを探すのに時間を使います。

蔵書点検で解決できますが、印刷したリストと背表紙を1冊ずつ照らし合わせるのは時間がかかります。本格的な図書館システムを持つ公共図書館でも、目録をスプレッドシートで管理する学校やクラブの図書室でも同じです。

ほとんどの図書館資料にはすでにバーコードラベル(多くはCodabarかCode 39)が貼られており、小さな蔵書なら午後のうちにラベルを貼り終えられます。書架の順にスキャンすれば、目録と比較できるリストができます。

設定

連続スキャンはタップせずにバーコードを次々と読み取るので、書架に沿って進む作業に向いています。任意のルックアップリストで、目録の情報が加わります。

スキャンモード 連続スキャン
バーコードの種類 資料ラベルの種類(通常はCodabarかCode 39)。表紙のISBNバーコードは無視されます
重複スキャンの防止 オン。1冊の背にカメラを向け続けても1回だけ記録されます
ルックアップリスト 図書館システムからのCSVエクスポート。先頭に資料バーコード、2列目にタイトル、続いて請求記号などの列
相互参照を有効にする オン。各スキャン後、ポップアップにタイトルが表示されます
ルックアップ・データとの相互参照 オン。エクスポートに目録の列が含まれます
ソート順 スキャンのタイムスタンプ順。エクスポートが書架の順序を保ちます

手順

  1. 資料リストをエクスポートする 図書館システムや目録のスプレッドシートから、点検したい区域の資料をエクスポートします。バーコード、タイトル、請求記号、その他必要な列です。ファイルまたはURLから照合スキャンにインポートします。
  2. 書架に沿ってスキャンする 連続スキャンを開き、背表紙を1冊ずつ書架に沿って進みます。本を引き出す必要があるときは、長押しで一時停止します。必要に応じて、各書架の最初に印刷した書架ラベルをスキャンし、区切りの行にします。
  3. ポップアップを見る リストにある資料ごとに、ポップアップにタイトルが表示されます。バーコードだけでタイトルのないポップアップは、エクスポートしたリストにない資料です。確認のために取り分けておきます。
  4. 区域をエクスポートする 区域が終わったらスキャンをメールまたはファイルAppにエクスポートし、次の区域のために新しいスキャンを開始します。
  5. スプレッドシートで比較する 図書館システムのリストにあって、どのエクスポートにも出てこない資料が所在不明です。請求記号の列を書架の順に読んでいけば、順番が乱れている資料が見つかります。

エクスポートされる内容

スキャンした資料はそれぞれ書架の順に1行になり、ルックアップリストから目録の列が加わります。

列 値の例 内容
バーコード 31234000456789 ラベルの資料バーコード
タイムスタンプ 2026-07-08 14:21 資料をスキャンした日時
タイトル ホビットの冒険 ルックアップリストから。バーコードがリストにない場合は空
請求記号 FIC TOL ルックアップリストから。誤配架の発見に使います

ルックアップの列には自分のCSVのヘッダー名が付くので、図書館システムのエクスポートとそのまま一致します。

こんな場合に適しています

  • 資料にCodabarやCode 39などのバーコードラベルが貼られている、または貼れる。
  • 図書館システムや目録のスプレッドシートから、資料リストをCSVファイルとしてエクスポートできる。
  • 公共図書館、学校図書館、企業やクラブの図書室を運営しており、専用機器なしで定期的に蔵書点検をしたい。
  • チームの誰かが、スプレッドシートで2つのリストを比較することに慣れている。

書架を1つスキャンして比較してみましょう

図書館システムから1つの区域をエクスポートし、書架をスキャンして、何がないかを確認してください。無料トライアルにはすべての機能が含まれています。

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